慶應義塾大学SFC研究所
自然共生・循環ビジネスコンソーシアム
AIとIoTによる会社のウェルビーイング
―地域DXの観点からー
(公開版)
2026年3月23日
場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス 第6校舎

2026年3月23日、慶應義塾大学 環境情報学部 教授 中澤仁先生をお招きし、自然共生・循環ビジネスコンソーシアム会員が参加した講演会『AIとIoTによる会社のウェルビーイング ―地域DXの観点からー』が開催されました。
ご講演では、地域ウェルビーイングの考え方からAIとIoTによる「ごみゼロ湘南」の取り組みや、内水氾濫リスク監視の事例をご紹介いただきました。また地域DXの実現に向けた課題についてもご紹介いただき、情報活用による資源循環の可能性を知ることができました。
講演要旨:デジタルとデータの力で実現するスマートシティの未来
1. 研究の背景と着眼点
2. スマートシティにおける「幸せ」とデジタルの役割
3. ごみ排出量の可視化と「情報サプリメント」
4. 内水氾濫の予測とマンホールのセンシング
5. 展望:見えないものを可視化し、行動を変える
質疑応答のトピック
質疑応答では、以下のような点について活発な議論が行われました。
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パッカー車における具体的な映像取得の方法や使用機器について。
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ごみを減らすためのアプリやゲーミフィケーションへの高い関心と、それに伴う個人情報保護の課題。
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無数に存在するマンホールの中から、どのようにリスクの高い地点を選定し、測定値を公開していくべきかという運用上の工夫。
日吉 懇親会
中澤教授・一ノ瀬教授、和田准教授、岩田准教授を交えた懇親会を実施。
食事をしながら活発な議論が行われました。

中澤 仁 教授/博士(政策・メディア)
慶應義塾大学 環境情報学部
街に埋もれて見えない無限の情報を採集するのがライフワークの一つ。ユビキタス・モバイルコンピューティング、センシングシステム、ディペンダブルシステム、スマートシティ等の研究に従事。
ACM IMWUT Associate Editor、日本ソフトウエア科学会編集委員、情報処理学会ユビキタスコンピューティングシステム研究会主査、電子情報通信学センサネットワークとモバイルインテリジェンス研究会専門委員、JSTさきがけ「IoTが拓く未来」領域アドバイザー、他


講義風景

小笠原 慎
慶應義塾大学SFC研究所 所員
大学卒業後ベネフィット・ワンに入社。福利厚生アウトソーシング事業に従事。社内ベンチャー制度に応募し報奨ポイント制度「インセンティブ・カフェ」を事業化。従業員向けに加えて、健康ポイント制度や優良顧客向けポイント制度などを構築。退職後29歳で起業、株式会社ファーストクラスを設立。
現在はロス削減に取り組む社会貢献型ECサービス「クローズドマート」事業を通じて、20の自治体と協定締結。中央省庁を含む約1,800の企業・団体と共に「買い物=社会貢献」につながる事業に取り組む。
2024年「内閣府 地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」で神奈川県と共同で優良事例を受賞。
同年10月より慶應義塾大学 SFC研究所所員
2025年1月 慶應義塾大学SFC研究所「自然共生・循環ビジネスコンソーシアム」を設立し共同発起人として活動。
小笠原:中澤教授は昨年の湘南藤沢キャンパスで開催された万学博覧会・ORF(オープンリサーチフォーラム)にご登壇いただきましたので、今回で2回目のコンソーシアム参加となりました。
1時間じっくりとお話を伺うことができ、技術の発達によって今まで見えていなかったことが可視化され、それらは新しい街づくりや人々の行動変容を促していくそんな未来を見せていただきました。
日常生活の中ではなかなか気がつきにくいことですが、日々の生活をが少しずつ便利になったり、効率化されいくためにはこうした新しいデータ収集方法やそれを支える技術、なによりそれをどう活かすかのアイデアが重要だと感じました。今後も大学と企業と自治体の連携がとても楽しみです。
〔本プレスリリースに関する問合せ先〕
慶應義塾大学SFC研究所 自然共生・循環ビジネスコンソーシアム
事務局 廣瀬
MAIL contact@keio-sfc.org
ホームページ
https://www.keio-sfc.org/

慶應義塾大学SFC研究所 自然共生・循環ビジネスコンソーシアム
「循環型共創プラットフォームの構築」
本コンソーシアムは、持続可能な社会の実現に向けて、企業、⾃治体、学術機関、NPOなどが連携し、自然共生・循環型の持続可能なビジネスを実現するためのプラットフォームです。環境、社会、ガバナンス(ESG)をビジネスの中⼼に据え、⾰新的な取組を通じて未来を創造することを⽬指します。
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